ポジティブ心理学の勉強 レジリエンスとは
ポジティブ心理学を勉強するシリーズ。今回はレジリエンスについて学びます。
レジリエンスって聞いたことあります?最近たまにこの言葉を見かけることが多くなった気がします。
wikipediaにも説明が載っていますが、私の理解だとストレスに対する回復力とか抵抗力とかそう言うものだと思っています。
同じ状況で同じストレスを受けても、病む人と病まない人が居たり、病んでもなかなか回復できない人と回復して来る人がいたり、
これはその人が持つレジリエンスの差に原因があると考えられます。
世の中にはこのレジリエンスを調べている人たちがいて、それを勉強していこうと思います。
今回のテキストはこちら。
OPTION B(オプションB) 逆境、レジリエンス、そして喜び
OPTION B(オプションB) 逆境、レジリエンス、そして喜び
- 作者: シェリル・サンドバーグ,アダム・グラント,櫻井祐子
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2017/07/20
- メディア: 単行本
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フェイスブックのCOOのシェリル・サンドラバーグさんが書いた本。
シェリル・サンドラバーグさんの本で有名なのは「LEAN IN」でしょう。
女性がどうやってリーダーとして育っていくべきかを実体験をもとに書いた本。
LEAN IN(リーン・イン) 女性、仕事、リーダーへの意欲
この本は話題になりましたし、シェリルさんは女性のリーダーのモデルケースとして捉えられるようになりました。
「どうも!効率的な仕事ぶり、充実した私生活・・・キャリアウーマンです!」って感じのシェリルさんですが、
実は13年間連れ添った旦那さんを急な事故で亡くすと言う体験をされています。
フェイスブックのCOOの旦那さんが亡くなったってニュースはYahoo!ニュースかなんかで流れててリアルタイムで読んだことがあります。
その当時は「あ、そうなんだ」くらいの認識しかなかったんですが、この本を読んでいると当事者たちがどれほどの悲しみに襲われて、
それを死ぬ思いで乗り越えたことが書かれてあります。
私は当時はまだ上の子が生まれたばかりだったのでわからなかったのですが、いまは子供2人抱えているので、家族が居なくなることの衝撃、残された子供への配慮など、泣きそうになるくらいよくわかります。
悲しみに打ちひしがれていたシェリルさんに友人で著名心理学者のアダム・グラントさんが悲しみの底から回復するための方法論があることを教えてくれます。
シェリルさんは自分が回復する過程で体験した出来事を、心理学の実験結果や理論でその背景にあるメカニズムを説明します。
自分の悲しみからの回復体験を科学的に分析して文章にしてくれています。
この本をテキストにレジリエンスについて学んで行きたいと思います。
じゃあの。