MBAホルダーがものすごい勢いで起業する日記

メガベンチャーのマネージャー。現在起業準備中。起業するまでの軌跡を全て残します。

BtoCビジネスにおけるブランド戦略

東京都中小企業振興公社が主催しているTOKYO起業塾のオープンセミナーに行って来た。
www.tokyo-kosha.or.jp

テーマはBtoCビジネスにおけるブランド戦略。講師はレクサスのブランド戦略に関わった人。レクサスのブランド戦略は経営学でも研究の対象になってるよね。MBAケーススタディの題材になってたりもする。

私の認識では、レクサスは接客を重視しして販売店が異常に高級で、レクサスの店員は高級ホテルで研修を受けてて、モノよりコトを売るってのを10年くらい前からやってるって印象。

無料のセミナーにこんなすごい人がやってくるなんて、さすが東京都。行ってよかった。

以下、自分のための備忘録。
・ブランド・コンセプトはなぜ必要なのか?
→ブランド・コンセプトが不明確だと、競合と差別化できなくなって価格競争に陥る

・ターゲットが何を求めているか?これに合わせてブランドの作り込み方が決まってくる

・9割は捨てる。ターゲットごとに価値観が異なっている。価値観が同じ人たちに提供する

【ブランドの定義】
特定のターゲットに対してオリジナルの価値を提案、提供し続けることを約束している事象。

【ブランド・コンセプトをきちんと構築する】
ターゲットの価値観に合致したブランド・コンセプトをきちんと構築する必要がある
たいていの企業はきちんと出来ていない。

きちんとするには、下記の要素を考える必要がある。
フィロソフィ
パーソナリティ
心理的ベネフィット
物理的ベネフィット
スペック(手段)

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【スタートアップへのアドバイス】
中小企業やスタートアップは、サービスやブランドを特定の1人に届けるくらいまで絞り込んだ方がいい。

イノベーター理論のイノベーターを狙うだけで、スタートアップとしては十分な市場規模がある。イノベーターを掴むとその先にいる、アーリーアダプター、アーリーマジョリティが付いてくる可能性も広がる。

サービスを見たお客さんに、これは自分のためのサービスだ、と思ってもらえるのがベスト。そういうお客さんが何人も出てくるのが理想。

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今回のセミナーと同じような内容のコラムを見つけたのでリンク貼っときます。
www.fancs.com

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