MBAホルダーがものすごい勢いで起業する日記

メガベンチャーのマネージャー。現在起業準備中。起業するまでの軌跡を全て残します。

夜中焚き火を見つめながら独立までの計画を立てた

昨日はキャンプに出かけていた。夜はだいぶ寒かったんだけど、防寒具を着込んで焚き火をしながらスノーピークの社長の山井さんの本を読んだ。先日読んで家入さんの本でも感じたんだけど、今自分の考えている将来像の道しるべになるような内容が書かれていて、なんか運命的な神様的なものにこの本をこのタイミングで読むんだよって言われている感じがする。

山井さんの本を読んで感銘を受けたのは、絶対に誰かの真似はしないビジネスをしているってところ。世の中に類似品があればそれには手を出さない。世の中にないものを作ることをミッションにして会社を経営している。

私も本業でもプライベートビジネスでも四六時中商品企画をしてるんだけど、世の中にないもの作り出すのはとても難しい。新規事業を企画したことがある人はわかると思うけど、こんな商品は世の中にないだろうってのを思いついても、ググってみると9割以上は世界中のどこかで誰かがすでにやっている。

残りの1割弱は誰かがやろうと思ったけど、やる意味がなくてやらなかったアイデアだったり、やりたくても技術的にできないアイデアだったりする。後者は技術的な優位性を持っている企業なら実現化できるかもしれない。何も持ってない個人は前者で勝負するしかない。

やる意味がなくてやらなかったアイデアって大抵ビジネスとして成り立たないよね、そこにリソースつぎ込んでもペイしないよねってアイデアだったりする。そこを何とかできれば非常に強いビジネスになると思う。スノーピークの場合は、社長以下の開発者がアウトドアマニアで、イノベーター理論で言うイノベーターで、こう言うのが欲しいよねってものを作ってしまう。しかし、そのアイデアは先端を行き過ぎてて一般ユーザーがついてこない。
多分普通の会社なら、それ作ったから売れるの?って話になって、ユーザーにインタビューしてもあんまり受けが良くなくて、商品化まで至らない。でもスノーピークはみんなイノベーターなので可能性をわかって商品化してしまう。商品化すると数シーズン後にユーザーが使い方に気づいてブレイクしたりする。

私がやりたいビジネスもきっとこう言うものなんだと思う。大企業で新規開発を担当して散々辛酸を舐めてきた経験から、大企業がやろうとも思わない小さいけど確実に需要のある、世の中にない商品を創って、作って、売る。今ならネットやクラウドファンディングを使いこなせば、いくつかこんな商品を作ることができると思っている。

すでにいくつかこのような商品を持っていて、お客さんも掴んでいるので、これをさらに深めていく。月10個売れる商品を10個作れれば、きっと自分と家族が食っていくだけのビジネスにはなる。これを達成できれば、本格的に起業して、外部からヒトモノカネを調達して、さらにビジネスを広げていける。

田舎を拠点にして生活コストを下げて、大企業じゃペイしない商品を全部自分の手で作っていく。多分10個なら何とかできる。10個できれば、チームを作って10個を100個にしていけばいい。

10個作るのを2019年末までに達成しようと思う。あと2年と3ヶ月。すでに2個手持ちの武器があるので、あと8個作れればいい。一年に4個くらい。3ヶ月に1個。企画して1ヶ月、クラウドファンディングで募集して1ヶ月、製造と販売の仕組みづくりに1ヶ月。実際はいくつか並行して行うし、どこかとコラボするかもしれない。1年に4個なら現実的だと思う。

2019年末に独立できそうか、やめるべきか判断しよう。今まで予定を立てると紆余曲折ありながらもその通りになってきたので、この予定を心に秘めて今後の2年ちょっとを生きていこうと思う。じゃあの。

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