うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち
- 作者: 田中圭一
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2017/01/19
- メディア: 単行本
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読み終わった。漫画なのですぐに読み終われる。この人の漫画何処かで読んだことがあるんだよな。手塚治虫テイストなので、手塚治虫先生をリスペクトしている私としては非常に親しみがもてる。
この本では、うつから抜け出すことができた人たちが、鬱になって来るしんで出口が見えて、回復したと思っても、何かの拍子でうつ状態が襲って来る波と上手く付き合っていける、という状態になるまでの道のりが描かれている。
大槻ケンジとか作家とか有名人にインタビューしてそのエピソードが記載されている。出て来る人が結構豪華。もちろん普通の人のエピソードもあって、様々なうつ抜けのパターンを勉強できる。
最後に取材をして来たまとめが載っているんだけどこれが参考になると思う。
①なぜ人はうつになるの?
→自分を嫌いになる。他人と同じくらい自分を大事にしてあげることが必要。
②うつになってしまったらどうすればいい?
→些細なことでもいいので、必要とされている役に立っていると実感できる瞬間を持とう
③なぜうつトンネルを抜けたのに時々戻ってしまうの?
→うつは無くなるものじゃなくて、誰の心にも眠っている。それが何かのきっかけで出て来てしまう。
なので、上手に付き合うしかない。
私も自分を責め続けてたけど、自分を許して、自分の将来を諦めて、もう頑張らなくてもいいんだよと語りかけることができて楽になった。