Amazonを訴えてみたを読んで
海猿の作者の佐藤秀峰さんがAmazonを訴えたってニュースを読んで本人の文章を読んでみた。
https://note.mu/shuho_sato/n/n88ae13abaf83
Amazonみたいなプラットフォーム型のビジネスは、ビジネスやる側の視点から見ると競争力が高くて競合を締め出すことができて魅力的。MBAの授業でも、ジェフ・ベゾスが起業を考えてる時にレストランの紙ナプキンにAmazonの基礎になるビジネスモデル、すなわちネットを使って豊富な品揃えとリーズナブルな価格で顧客に購買体験を提供して、顧客が増えて、さらに顧客体験に投資して、さらに顧客が増える、ってサイクルを循環させる、を書いて、それを愚直に突き進めてるってエピソードは必ず習うと思う。
MBAホルダーとしてはジェフ・ベゾスは憧れの経営者だったりする。
今は、ネットショップの週末オーナーとしてAmazonに出品する判断をしたんだけど、実際に使って見ると出品者にも非常に使いやすいシステムが構築されている。
簡単な操作で出品できるし、FBAを使えば在庫管理から受発注の業務までAmazonが代行してくれる。出品料も非常にやすい。
「地球上で最も豊富な品揃え」 というAmazonのミッションを達成するために、出品者が新しい商品を出品しやすいように工夫していることがわかる。
出品者が増えるということは、ユーザーの選択肢が増えるということで、「地球上で最もお客様を大切にする企業であること」というAmazonのもう一つのミッションにもプラスになる。
ユーザーにも出品者にも使いやすいAmazonで、順調に売り上げが伸びていけば良いんだけど、出品者の立場としては、Amazon依存が強くなると、Amazonへの交渉力が弱くなるのが気になる。
いきなりAmazonの方針が変わって出品を取り下げられたりするとそこでビジネスが立ちいかなくなる。Amazonに依存しすぎないように、ヤフーショッピングや自社サイトでの販売にも力を入れてAmazonに依存しすぎないようにしよう。
とはいえ、まだ出品始めたばかりだからまだまだこれからだけどね。
佐藤秀峰さんの裁判の行方は見守って行きたい。
じやあの。