仕事は楽しいかね?
人生と仕事に悩んでいるので、自分を励ます本を色々読んでます。今回もその一つ。
- 作者: デイル・ドーテン
- 出版社/メーカー: きこ書房
- 発売日: 2015/01/20
- メディア: Kindle版
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仕事に迷った時に読む本の紹介的なブログで紹介されてたので読んでみた。
本のタイトルも今の自分にあってるし。
私は20代のころ自己啓発本を読みまくってた時があった。
それこそ年100冊くらい読んでた。
MBAを取ろうと考え出してからは、学術的な裏付けがない本に価値を感じなくなって読まなくなった。
20代で死ぬほど自己啓発本を読んで、しかも色々実践したんだけどあんまり効果がなかった。
だからあんまり信じちゃいけないんだろうな、と思っているんだけど、心が弱ってるので自己啓発本に頼りたくなってきている。
こうやって人は宗教とかにハマって行くんだろうね。
この本もライトに読めて、読み終わった後は希望が出てくるので、その意味では効果があるんだけど、本当に書かれていること実践して成功するの?ダメな時の責任とってくれるの?というと取ってくれないので、結局自分で悩んで答えを出さなきゃいけないんだろうな。
たとえば成功したい人は成功している人の真似をしてもダメで、自分の道を見つけなきゃいけない的なことが書かれてるんだけど、まあ確かにそうなんだけど、成功してる人の真似をせずに、独自の生き方をして失敗して、後戻りできなくなった敗者はその裏にいっぱいいる。敗者になる可能性の方が高いんだけど、それはどう考えてるの?なんてことを考えてしまう。
そう思うと、今の現状に不満を抱いて、明るい未来に期待をかけて努力しようぜ!って考えるより、現状に満足感を持つように自分を洗脳した方がいいかもしれない。
なんて、20代には考えもしなかったことを考え出して、自分が歳取った感じがしてきた。
この本は一言で言うとセレンディピティについて書かれているんだと思う。セレンディピティを得るには、常にそのことを考えていて、探し続けなければいけない。ふとしたきっかけで、思いもよらないことが解になるかもしれない。だから常に動こうぜってことかな。
信じ切って大きな冒険をすると人生失敗するので、失敗しない程度で頑張ろうぜってことなんだと思うな。じゃあ。