MBAホルダーがものすごい勢いで起業する日記

30代のMBAサラリーマンです。2020年上場に向けて突き進んでいます。

「なめらかなお金がめぐる社会。 あるいは、なぜあなたは小さな経済圏で生きるべきなのか、ということ。」を読みました

久しぶりに本を読んだ。私がよく読んでる福岡県の糸島に移住した人のブログで紹介されてたので早速購入してみた。
www.motohashiheisuke.com

著者の家入さんはクラウドファンディングのCAMPFIREの代表取締役。ちょうど私はCAMPFIREでプロジェクトを成功させて商品化したばかりなのでとてもタイムリーだった。あと昔東京に住んでた時の都知事選で家入さんが出馬してて、ろくな候補者がいないので家入さんに投票したことがある。歳も近くてそれなのにいろんなビジネスやっててすごいなって憧れがある。

「大きな経済圏」と「小さな経済圏」

そんな近しいようで実はよく知らない家入さんの本を初めて読んでみた。家入さんは本の中で、大きいことはいいことだって考えて、成長や拡大を目指す既存の仕組みを「大きな経済圏」と呼んで、それに対して、個人や地域レベルでつながりを持って支え合っているような経済圏を「小さな経済圏」と呼んでいる。

昔は「大きな経済圏」を目指すことが当然で、そこから脱落した人は落ちこぼれみたいな感じだったけど、今はそうじゃないよね。経済成長してる期間は、働いて拡大すればしただけ豊かになったからそれが目標でもよかったけど、今はすでに豊かでこれ以上拡大しても幸せ度が増えるわけじゃなくない?幸せになれる方法って人それぞれ違うから、それぞれの幸せを目指せばいいんじゃない?グローバルに成長してばりばりビジネスやりたい人はやればいいし、地方の古民家に移住して生活コストをかけずにやりたいことをやって生きていくのもいいじゃん。ってことが書かれていると思った。

自分の体験

私も10年くらい新宿に住んで、丸の内の大企業に勤めて、グローバル競争に打ち勝つんだ、みたいな生活をしてきたけど、地方の小さな会社に転職して、やりたいことをやる暮らしを選んだので、家入さんの言っていることは非常によくわかる。世間体から見たら過去の方がよかったかもしれないけど、今の方が幸福度は非常に高い。

大企業に就職してそこが一つのゴールになって、次は会社の中で勝ち上がっていくんだ、みたいな人生になると、会社が全てだと思ってしまう。これをなくしたら俺には何もない、みたいな考えになって選択肢がなくなって面白くもない人生を我慢して生きてしまう。私もそんな感じで閉塞感を感じてたんだけど、大企業も東京での生活も全部捨てたら目の前に新しい世界が広がってきた。

ベンチャー起業の経営者とか、起業家したいって人に会うことが多くなって、彼らは何も持ってなくてもアイデアでお金と人を集めて生きていこうとしている。家入さんも書いてるけど、今はネットのおかげでかつて大企業が独占していたリソースが個人でも使えるようになっている。

会社も作れるし、ホームページも作れるし、クラウドファンディングで資金も集められるし、Macがあればアプリ作れるし、超優秀なCPUとセンサーはスマホとして1人一台持っている、ものづくりしたければアマゾンでほとんどの部品は買えるし、金型起こさなくても3Dプリンターで筐体も作れる、場所がなければシェアオフィスやインキュベーションセンターなんていたることこにある。作ったものを売りたければBASEや自分のホームページを使えば無料でネットショップを持てるし、Yahooショッピングも無料で出店できる。Amazonも4,900円の固定費で出品できる。決済はpaypalがやってくれるし、確定申告はfreeeを使えば超簡単。

私もここら辺をフル活用して小さいけど自分のビジネスを持ち始めている。

目指すべき姿が見えてきた気がする

ここから自分の理想を書こうと思う。家入さんが言っている「小さな経済圏」で生きることが自分の理想かもしれないって考えをぼんやり持ってたんだけど、この本を読んでそれが明確になった。地方で小さなチームで、好きなものや好きなサービスを小さく作って、少しずつ大きくしていく。そしていつかそれだけで食っていくことができるようになる。そしてさらに小さく始めることにトライして、このサイクルを回していく。これが理想な気がする。

大企業が手を出さないような、可能性に気づいていないような小さなマーケットでも確実に需要のある商品を「創って、作って、売る」。「大きな経済圏」で疲れて、「小さな経済圏」で生きることを決めた人たちを仲間にしてビジネスを作る。これが私のやりたいことなんだと思う。

とにかく今の社会に馴染めない人にはストンと腹落ちする内容だと思うので読んで見たらいいと思うよ。じゃあの。

なめらかなお金がめぐる社会。あるいは、なぜあなたは小さな経済圏で生きるべきなのか、ということ。

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