MBAホルダーがものすごい勢いで起業する日記

メガベンチャーのマネージャー。現在起業準備中。起業するまでの軌跡を全て残します。

東日本大震災から11年

今日は震災の日。子供を保育園に送った帰りに歩きながら当時の記憶とか今に至るまでの自分の歴史など思い出していた。

震災の日は出張中で空港で地震が起きていることを知った。空港のテレビでちょうど津波が街を飲み込む様子を上空から中継してるところだった。

その日のフライトは全部キャンセルになって一泊することになった。次の日も朝から飛行機が飛ばなくて羽田についたのは夜だった。羽田から新宿まで高速バスで帰ったけど、街には人が誰もいなかったし車も全く通っていなかった。

その後は原発事故があったり、計画停電があったりした。当時はメーカーに勤務していて、福島に工場があったので地震原発事故、停電の影響をもろに受けた。

サプライチェーンが大混乱してお客さん対応に追われた。製品を出荷しないと帰れないって上場企業の役員が乗り込んできて、その対応をしたり、いくつもやってくる問い合わせに対応したり。お客さんも材料が入らなければ自分の会社が潰れるので必死だ。こちらは工場が被災して動かないので何もできない。板挟みで辛かった。そんなときに、いつもは教育だと言って偉そうにパワハラしていた上司が全く助けてくれなかったのが衝撃的だった。

過労になって精神を病んで、営業の前線から外されて企画部門に異動になった。急に暇になったのと、前線から外されたという思いがあって大学院でMBAを取ることにした。

MBA取得後は海外営業や新規事業開拓などをやらせてもらえてそれなりに充実していたが、自分で事業を起こしたかったり、スタートアップで働きたいという思いがあり、小さな会社に転職した。

そこでもいろいろあり2年も立たずにやめて、今の会社に転職した。転職して4年たった。去年はGAFAからオファーももらったけど、いろいろあってとどまることにした。

私の11年間はこんな感じ。この間結婚して子供が生まれて家を買って、とプライベートでもいろいろ変化があった。

当時地震津波で亡くなった方はそこで人生が立たれてしまった。子どもたちも犠牲になっている。自分だっていつどうなるかわからない。このまま今の日々が続くとは限らない。ロシア情勢なんかを見てると本当に第3次世界大戦と核戦争が起きるかもしれない。生きているってことをちゃんと考えなければいけないなと思う。

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